カナガンキャットフードで猫に健康を

我が家の猫は完全室内外です。

猫は私たち家族にとって大切な家族の一員ですから、自分達が食べるものに気をつけるように、猫が口にするものも安心出来るものを選ぼうと心掛けています。

特に、人間のようにバランスよくいろいろな食物から栄養を取るわけではなく、同じような食事が続く猫にとって、信頼できるキャットフードを選ぶことは重要です。

化学的な添加物などの良くないものが入っているキャットフードを選んで与え続けてしまったら、良くないものを長く取り続け、小さな体に蓄積していくことになってしまいます。

最初私が気をつけたのは下部尿路疾患対応のキャットフードを選ぼうという事でした。

日本の製品なら間違いないと思って、国産のFLUTD下部尿路疾患対応と書いてある少し値段が高めのキャットフードを与えていました。

猫と人間では必要とする食べ物が違うし、人間の味付けは猫にとって害になるレベルで濃いと聞いていたので、人間のご飯を上げることはやめようと心掛けていましたが、海苔は欲しがるとちょっとくらい良いかな、とあげる事もありました。

また、刺身やささみのゆでたものなども、しょうゆや調味料を付ける前なら良いかな、と分ける事もありました。

運動不足になりがちなので、室内でおもちゃで遊んだり、キャットタワーで猫が喜ぶような高低差を付けてあげたりもしています。

そんな風に気をつけていたのですが、獣医さんにかかった時に、日本のキャットフードは穀物が主原料のフードなので猫にとっては本来あまり良くないのです、と教えられました。

正直驚きました。

日本製品なら大丈夫、と深く考えずにいたからです。

よく考えてみれば、猫は本来穀物を食べる動物ではありません。

肉食なので肉のたんぱく質から栄養を取っているし、穀物は消化吸収もしにくく、猫にとってはとても負担になるそうです。

しかし、穀物を使ってキャットフードがつくられるのはなぜかというと、原材料費が安くつくからだそうです。

そんな本来猫が食べるのに適していない穀物を主原料としても食べるようにするために香料などもたくさん入っているそうです。

すぐに、どのキャットフードなら、安心なのか尋ねたところカナガンキャットフードを紹介されました。

カナガンキャットフード

グレインフリーといって穀物原料は一切使われていません。

動物性たんぱく質が70%含まれているということで、猫が本来自然な状態であれば食べるであろう食事に非常に近づけてあるそうです。

我が家の猫は日本の味付けや香りの濃いキャットフードになれていたせいでしょうか、カナガンキャットフード中心の食事にするまでに多少時間がかかりました。

以前のキャットフードに少しずつ混ぜて、配合する量をこっそり増やしていったり、たまにおやつで上げていたウェットタイプのキャットフードに混ぜたりと、手を変え品を変え少しずつ慣れてくれるようにしていきました。

日本の猫はたんぱく質を取ると言えば、魚が中心です。

私もおやつ用のウェットタイプの者はまぐろ、かつお、さけなどの原料を選んでいました。

そこもささみなどのチキン中心に変えていき、カナガンキャットフードに近づけていきました。

カナガンキャットフード中心の食生活になってから、いろいろな所にちょっとした変化が出てきました。

まず、わが家の猫は草が大好きで、自宅に鉢植えしてある猫用の草を3っつほど用意してあるくらいでしたが、猫が草を食べることが減りました。

草を食べる理由ははっきりした事はわかっていないそうですが、毛玉を排出するためとか、ただの気分転換とか聞きます。

でも、猫としては必要な栄養ではないはずなので、しょっちゅう食べなくなったのは安心する材料の一つでした。

また、ちょっとデブ猫だったのですが、きゅっとスリムな体型になってきました。

室内外なので運動不足なんだろうと思ったり、ちょっと丸っこい方が可愛いよね、と軽く考えてきましたが、きっと消化吸収しにくい炭水化物中心のキャットフードで不必要なものが脂肪としてたまっていたのだと思います。

めす猫なのでダイエット効果があってよかったね、なんて話しかけていますが、心の中では何も知らずに良くないご飯を上げてごめんね、と思っています。

カナガンキャットフードに変えてからダイエット効果があって痩せた猫は珍しくないそうです。

私はそうとは知らずに、健康に良いものをと思ってあげ始めたのですが、思わぬ効果に驚きながら喜んでいます。

気になっていた下部尿路疾患にもマグネシウムを調整するなどして配慮されているそうなので、なおさら安心してあげられます。

日本のキャットフードは割と細かく年齢の設定がしてあり、ねこの年齢によってキャットフードは変えるべきものなのかと思っていましたが、カナガンキャットフードはどの年齢の猫にも適しているそうで、食事を変えるストレスを与えずに済みそうだとほっとしています。

これからも猫本来の食生活に近いキャットフードで健康に長生きできるよう一緒に暮らしていきたいです。

最終更新日:2016年10月5日

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