東北大震災とオリンピックとLED照明の関係

by michinari

発光ダイオードを使用したLED照明

LED照明は発光ダイオードを使用した照明器具です。

発光ダイオードとは電気を流すと発光する半導体です。

発光率が高いため電力をあまり使わずに済み低消費電のうえ、従来からある白熱電球のように度々交換するような手間が省けることから重宝がられ現在では、照明器具の主力商品となっています。

川中商事曰く、その寿命は約10年から15年ともいわれます。

LED照明が販売され始めた2009年ころは電球が約6,000円から7,000円と高価でしたが普及に伴って現在では約500円から1,500円と低価格になっています。

コンビニエンスストアでもプライベートブランドとして売り出すほどの身近な商品となっています。

2009年の「新成長戦略基本方針」での閣議決定において2020年までにLEDや有機ELなどの次世代照明の100%化の実現の方針が示されています。

この背景には家庭からのCO2排出量削減があります。

照明器具の消費電力量は、エアコンや冷蔵庫に次いで第三位となっていて家庭全体の1.5割近くを占めています。

そこで21世紀の明かりとしてLEDが期待されています。

LED照明をビジネスにしている川中商事も、今後のLEDに期待しているようです。

LEDは発熱量が少ない特徴もあり空調の邪魔になりにくいといったこともあります。

LED照明には大きくわけるとLED照明器具とLEDランプがあります。

LED照明器具は器具とLEDの光源が一体化していて器具事交換して設置するもので、ランプだけを交換するものではありません。

シーリングライト、オフィスなどで使用するベースライト、廊下やトイレ等で使用するダウンライト、また防犯灯などがあります。

LEDランプは既設の従来型の照明器具を活かして光源部分をLEDに換えるものです。

このLEDランプの中でも電球形LEDと直管蛍光灯形LEDランプとあります。

電球型は白熱電球を使っていたところをそのままLED電球に換えることができます。

直観蛍光灯型ですが、既存の蛍光灯は安定器を使用していますので、そのまま使用できません。

安定器を切断するなど改造が必要ですので業者に頼むか、器具ごと交換することをお勧めします。

LED電球の効果

川中商事の発表によると2020年を想定して1年間に製造されたLED電球を最後まで使った場合白熱電球と比べ745万トンの二酸化炭素の排出削減が期待できるとされています。

電気代で比べてみても白熱電球を1年間使用した場合約4,500円に対しLED電球を1年間使用した場合の電気代は約600円です。

家庭の電気代も消費電力も二酸化炭素排出量も抑えられるまさに「21世紀の灯り」といえます。

また「日本再生戦略」の閣議決定では2020年までに公的設備・施設のLED等の高効率照明の導入率100%達成の方針も示されています。

この背景には2011年3月11日に起きた東日本大震災があります。

この震災で東北はもちろん日本全国が大打撃を受けました。

その打撃の一つに電力供給逼迫が挙げられます。

計画停電により、首都圏での家庭への電力供給が制限されたり、工場が生産ラインをストップしたりと日本経済に大きな停滞をもたらしました。

政府はこれをふまえ、なるべく電力を使わないLEDへの転換を急いだのです。

工場で使用できるLED工場照明については現在「JISZ9152屋内作業場の照明基準」に基づいた工場の種類を分類されており、その工場の種類によって簡単に選べるような電気会社のホームページが設けられています。

工場の種類を選ぶと、工程と最低必要照度と推奨性能が表示されますので、工程の種類によって、必要照度×工場の工程場所の広さを計算すれば必要な照度ど性能を導き出すことが出来ます。

政府は補助金を支出するなどの形でLED普及支援を強化しています。

自治体が主体となり事業を展開し、それに補助金が使われます。

例えば防犯灯設置等補助金はLED防犯の設置を行う自治会等地域団体が対象で対象事業費の2/3(上限36,000円)となっています。

川中商事の今後のビジネス活動について

LED関連の補助金についてはインターネット上で調べることができます。

各都道府県を選択し、市区町村を選択するとその市区町村で補助金を受けられる事業と補助金額、問い合わせ先が表示されます。

2020年を目安にしているのは日本での、東京オリンピック・パラリンピック開催を踏まえてのことです。

東京オリンピック・パラリンピックではLED照明機器が本格的に競技施設に使われます。

その使用場所は競技場をはじめ、屋内、屋外施設多岐にわたります。

LEDにより従来より50%の省エネを目指し、長寿命を活かしたメンテナンスの負荷が軽減されると期待されています。

屋内競技場や、スタジアム照明では世界大会基準が決まっています。

この明るさ確保はもちろん、均一でムラやチラつきがない光源により選手に最適な照明環境の整備が可能となっています。

スポーツ照明というジャンルがあり、オーダーメイドで灯具を設置することもできるようになっています。

 

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