親や親族が亡くなるのはとても悲しい事です。
亡くなる時になってもっといろいろな思い出を…と思うものですが、残された人間には現実が待っています。
何より一番「現実」を実感させられるのは相続税なのではないでしょうか。
特に故人が莫大な資産を持っていた場合、時にいきなり相続税を支払わなければならないようなケースにさえなりかねません。
相続出来る範囲は法律によって定められていますから、あまり縁も所縁もないと思っていたものの、実は法律的に見ると自分が継ぐ権利がある。
それだけ聞くととてもありがたい事かもしれませんが、相続税がありますので結局は相続税を支払うために継ぐはずだった資産を売却しなければならないケースさえあります。
また、いきなり莫大な資産をもらえると思ったらどうしても興奮してしまい、それまで仲良かった親族が急に骨肉の争いをする事になるとも限りません。
ドラマ等ではよくある話ですが、決してドラマだけの話ではありません。
そのため、相続税がかかるかもしれないと思ったら前もって税理士、弁護士等に相談しておくと良いでしょう。
どれくらい配分されて、どれくらいの税金がかかるのか。
残された人間としてはその点まで考慮しなければなりません。
特に相続税は高額であればあるほど、税率も高くなります。
例えばですが故人が誰にも知らせていなかったものの実は物凄い莫大な資産を持っていたとなると、相続出来る人間にはいきなり信じられないような税金の請求が来る事さえあるのです。
そのような時、自分一人だけで考える事は簡単ではありません。
法知識に精通している人間にしっかりと相談すべきです。
自分自身で勝手な解釈をしてしまうと、間違った解釈をしていた場合後々大問題にさえ発展しかねません。
自分自身はそのつもりはなかったものの、脱税だと指摘される事にもなりかねませんので、分からないのであれば一人で考えるのではなく、信頼出来る人間に相談してみましょう。こちら→相続税 ソフト