・彼女が欲しい
・心理学を学びたい
・日常生活で使える心理学を知りたい
心理学ときくと難しいイメージがあります。
あるいは心の中を詮索されるのではと、疑心暗鬼になり敬遠されがちです。
しかし、日常生活のなかで身近な現象も心理学が大きく影響しているのです。
たとえば、雑誌などでも取りあげられる心理テストはどうでしょうか。
占いの延長線と捉えて、より気軽に楽しめることができます。
心理テストは該当する選択肢を選ぶだけですが、おもいのほか本心をついていたりします。
吊り橋効果
もっともよく知られてい心理学のひとつに「吊り橋効果」というものがあります。
危険や恐怖などの体験を共にすると、恋愛感情が生まれやすいというケースです。
デートでジェットコースターに乗ったり、お化け屋敷に入ったりなどが挙げられます。
心理学には興味がない方でも、恋愛の指南書として「吊り橋効果」は知っているかもしれません。
このような現象が起こるのは、脳が関係しています。
実はわたしたちの脳は、恐怖で感じるドキドキと恋愛のドキドキとする感情の区別がつかないのです。
そのため恐怖のなかで感じるドキドキを、恋心の感情と受け違えてロマンスが生まれたりするわけです。
この効果がどれほど持続するのかは、はっきりわかりません。
ですが、もし告白を控えている男女がいたらおすすめしたい心理学です。
ボディタッチ
恋愛に関する効果をさらに上げるには、ボディタッチも良いです。
あざといと言われがちですが、ボディタッチは心理学的にも効果があると認められています。
有名な実験のひとつにこのようなものがあります。
図書館の若い女性職員に協力してもらい、本を渡す際にさりげなく男子学生の手に触れてもらうケースです。
男子学生はどのような印象を抱くのかという実験内容になります。
その結果、全員が若い女性職員に好意を抱いたというわけです。
しかも、手に触れられたことに気づいてない学生までもです。
にわかに信じ難い出来事ではありますが、ボディタッチの効果が証明されたのです。
好意を持っているから相手は意図的に、ボディタッチをしたのではないかと考えるせいでしょうか。
あざといと思われがちな行為ではありますが、恋愛では生かせるワザでもあります。
ミラリング
さすがに相手に触れるのには度胸がいるとおもうかたには、すぐに実践できる「ミラリング」をおすすめします。
これは恋愛面だけに限らず、仕事上など相手とより距離を縮めたい場面で活用できます。
ミラリングとは、ただ相手の真似をするだけです。
目の前にいる相手が、水を飲んだらおなじく自分も飲む。
足を組んだら、同じように自分も真似をする。
たったこれだけのシンプルなものですが、心理をきわめた方法なのです。
人間は自分と同調しているものに好印象を抱きます。
そのため、ささいなしぐさや行動が同じだと信頼関係を築くことが可能です。
できれば、真似する対象もより相手の癖を見抜いたものが良いです。
あまりにもワザとらしいと、かえって怪しまれるのでさりげなくが大切です。
恋愛で相手の気持ちがうまく理解できないこともあります。
失敗回避思考
あまりよく知られてはいませんが、「失敗回避思考」というものをご存知でしょうか。
この人に好かれたいという気持ちよりも、嫌われたらどうしようという感情が勝ってしまう現象です。
この失敗回避思考からひも解く心理は、相手の気持ちを知りえるチャンスかもしれません。
もし食事やカラオケなど席に座る機会があれば、相手の行動を見てください。
なぜなら、自分に好意を抱いているひとは正面には座らないという法則があるのです。
もし意中の相手が、あなたの正面にいなくても落ち込む必要はありません。
ちょっとした寝耳に水な情報ではないでしょうか。
避けられているわけでないのです。
これこそまさに「失敗回避思考」の影響による行動といえます。
もし好意をもっている場合は、向かって斜めに座わるケースが多いといわれています。
正面に座ったとしても身体が斜め、もしくは足の向きが斜めを向いています。
斜めの角度に好意が隠されているとは、まさか思いもしません。
二人だけの秘密
決定的に相手の距離をつめたいのであれば、心理にもとづく魔法の言葉をお伝えします。
それは「二人だけの秘密」です。
自分と相手だけしか知りえない秘密を共有すると、急激に親密度がアップします。
最終的に、ここは決めたいときに「二人だけの秘密」を用いてみるのもおすすめです。
ただ、秘密なだけあって内容も重くないものにすることも大切かもしれません。
もちろん色んなひとに「二人だけの秘密」を多用するのはおすすめしません。
万が一、多方面でおこなっていたら信頼性に欠けます。
心理スキルを活かすには正しい状況で、おこなう節度を調整するのが好ましいです。
あまりにも人の心にズカズカと踏み込むのは良くありません。
まとめ
知識をひけらかすのもおなじく避けた方が無難です。
より日常生活を楽しむステップアップの方法として使用してください。
すべての法則が必ずしも効果を期待できるとも限りません。
出典:心理学 本